ガンビアでソウルウバ奏者の直人さんのところに居候させてもらって3日目になる。
本当にたまたまなんだけど、セネガルを自転車で走っている1月19日に直人さんに子どもが生まれた。
日本では、お腹の子どもを授かり安定期に入ると、公表する家庭が多いが、
こちらはどうなるかわからないということもあり、生まれてくるまであえて公表はしないらしい。
無事に生まれてきてくれたサアヤちゃん。
生まれるまで公表をしない代わりに、命名式というのを盛大に行う。
それが明日の土曜日に行われる。
いろんな人たちが近所から、全国各地から集まってきて盛大に行うそうだ。
その命名式の前夜祭が昨晩行われた。
そこではじめてソウルウバの演奏を見せてもらった。
ソウルウバは演奏というより、その太鼓や踊り歌で周りをどんどん引き込んでいく。
人が集まり始めて、自然に輪が出来上がりそこに一体感が生まれていく。
ボルテージがどんどん上がってくると、はじけるように誰かが真ん中にできて太鼓とともに踊る。
汗が飛び散るような勢いでエネルギーが飛び散っていく。
そのエネルギーを浴びた人がそれに続くように出てきてどんどん盛り上がっていく。
この一体感のなかにいるのがとても気持ちいい。
踊りは深夜1時ごろまで続いたが、明日が本番。
朝から命名式が始まり、そのあとの宴は夜まで続くそうだ。
いい時にガンビアに来れた。
明日が楽しみだ。