今日はムボロという町から走り、ロンプールという村で泊まっている。
北上にするにしたがってサハラ砂漠に少しずつ近づくので、風景もだんだんと砂漠っぽくなってくる。
ロンプールは、セネガルのなかでも砂丘というのか砂漠があることで有名だ。
砂漠にもテントで常設テントで泊まれるグランピングの原型のようなところがいくつかあるが、宿泊費が高いので、ぼくは砂漠から離れた村に滞在している。
このAirBで予約したから、
いわば人の家の1室を借りているようなもの。
ここでは、日本では味わうことがなかなかできない
体験ができている。
シャワーもトイレもすべて、くみおきの水を使う。
電気は大きくはないソーラーパネルだから、夜は部屋の明かりはバッテリーがなくなるまでは使えるが、残量はみるみるうちに減っていく。
電圧が低いためスマホの充電は難しい。
カメラやノートパソコンの充電はもちろんできない。
という状況で、今はノートパソコンのバッテリー残量を気にしつつこれを書いている。
部屋の外は敷地内の屋外になり、扉はなくカーテンのみ。
窓には鉄の大きなブラインドみたいなのが入っているが、基本は開けたまま。
そのため、蚊がどんどん入ってくる。
押すだけノーマットを持ってきているが、基本、換気ができている状況なので、あまり効かない。
でもこれが現地の人からすれば普通のこと。
ものを大切にするという意味がよくわかる。
もし、あらゆることがプラマイゼロになるとしたら、欲張るほどに、心は貧しくなり、質素にすれば、心は戻ってくるのかもしれない。
この家には、いろんな人がやってきて、休憩したり、話こむ人、椅子に座っているだけの人、いろんな人がくつろいで、また去っていく。
一人でもなく、プライベートがなくなるわけでもなく、どちらかに偏りすぎず、頃合いのよさが心地よさになっているのかもかもしれない。
プラマイゼロという視点にたつと、また違ったものが見えてくる。
あ〜電池がなくなってきた。やばい。早くアップしないと.