サンルイに向けての2日目。
今日は、ちょっとがんばって走ることになる。
昨日学んだ、舗装路だけでなく、ダートも道であることを肝に銘じる。
ちょっと大回りになるが、Googleマップでみると72kmほど。
今日のホテルは朝食がついていた。
バゲットも飲み物もたっぷりあったが、バゲットは食べ尽くしてしまった。
残すくらいの量を出すのがこちらの慣習だそうだが、走っているからか、とにかくお腹が空く。
日本なら体重のことを考えて我慢するところだけど、走る燃料になるからたくさん食べる。
夜明け前はびっくりするほど涼しい、というより寒さを感じる。
8時ごろから日が上り始めるが、そこから気温は一気に上昇。
10時にはもう暑く、12時には走っているのがしんどくなってくる。
1度だけ休憩をとったが、走る時間があとにずれるほど暑い時間を走らないといけないので、とにかく走った。
それでも、ムボロという目的の町の宿についたのが、14時ごろ。
6時間で72km、平均時速で12kmということになる。
宿でシャワーを浴びて、体を休めた。
夕方からは荷物をすべて下ろして自転車で5km離れた海岸へ。
荷物がないから、驚くほど走りやすい。
海岸へいくと、ここもダカールで行ったところと同じで、なぎさドライブウェイのように、バイクや馬車、車も走っていく。
バイクの若者が近くで止まり声をかけてくる。
彼はカメラマンだそうだ。
ぼくはフランス語がわからないと英語とで伝えるが、こちらの人は構わずフランス語?で話してくる。
彼はここから北に10kmほどいったファセボアという町に住んでいるそうだが、そのビーチはもっときれいだという。
そんな話をしながら別れたが、急加速してビーチの霞の中にきえていった。
このビーチはその町までつながっているということか。
いったいどれらい続いているのだろう。
セネガルの西海岸はいい。
海育ちだから、海が見えると安心する。
特に旅に出た時には。
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