セレンディピティ

セレンディピティ

またまた、ご無沙汰になってしまった。
ブログ書きますんで、見てくださいね!と
たくさんの人にお知らせしておきながら
書けていない。

言い訳はできないけれど、
スリランカ人がフレンドリーすぎて
そっちに引っ張られていってしまう。

コロンボでは延長ビザを取りにいった。
そのとき、宿のおばさんから
バスで行きなさいよ!と
小銭をいただいた。
え〜、まじ?

だけど、これも何かのご縁。
ありがたく頂戴し
自転車で行くつもりを変更してバスで向かう。
大都市の満員電車の1.3倍くらいか。
汗ばんだ肌と肌が、みちょーっと
密着する混み具合といえばいいのか。
そんななかで「日本人ですか?」と
流暢な日本語が聞こえてきた。

サマンタさんというスリランカ人だった。
日本に10年住んでいたことがあり
今も日本から自動車部品などを輸入して
ビジネスをされている。
だから、日本語がペラペラ。

サマンタさんも、
ちょうどパスポートセンターに
行く用事があったようで、
勝手がわかないところを
いろいろとサポートしてもらった。
役所というのは、どこも時間がかかるのか、
朝イチにいったけれど、お昼すぎても
なかなか発給されない。
おかげで、サマンタさんと
いろんな話ができた。

「明後日、うちに来ない?」
そんなオファーをもらった。

さすが、スリランカ。
セレンディピティーという
言葉が生まれた国。
これか、予期しない時に
舞い降りる幸運とは。

もう、なんだか、
多くの人がフレンドリーなのだ。
なかにはそうじゃない人も
当然いるけれど、
これほどいろんな人に
声をかけてもらう国もない。

コロンボのヒンズー教寺院のお坊さん。
寺院のなかで撮影していいかと聞くことから
会話が始まった。
何時から、こんなセレモニーがある、
明日はこんなセレモニーがあると
情報をもらい、お坊さん公認で
写真をいい場所で
撮らせてもらうこともできた。

コロンボのイスラム教徒のおにいちゃん。
街中で出会い、話しをするうちに
モスク見たかったら案内するよと
彼が通うモスクを見せてもらった。

そんなことがいろいろとあるのだ。
フレンドリーという言葉だけで
かたずけてしまうともったいない。

何か、あるんだろうと思う。
その何かは、まだわからないし
旅が終わってもわからないかもしれない。
だけど、シアワセへと導く
何かがあるような気がする。

で、サマンタさんの話。

図々しくもお邪魔して
ご自宅でランチをご馳走になった。
その後、会社で仲間たちや
ぞろぞろとやってくる
友だちを紹介してもらった。

事前に何か変わったものが見たいと
リクエストしておいたら
やしの木からお酒をつくるために
樹液?を取るのを見せてもらう
手配をしてくれていた。

やしの木から、お酒ができるそうだ。

そして、また別の方法で
蜂蜜のようなものもできる。
出来上がったものを
試食させてもらったが
おいしい。
グルメな舌を
持ち合わせていないから
表現が稚拙だけど
キャラメルのような甘さだ。

こんなの、自分一人で旅していて
見られるものではなない。
なんとありがたいことか。

宿も手配してもらい、
先導してもらった。
1時間後にまた来て
今度は車でちょっとゴージャスな
リバーサイドのレストランへ。

書き出すと書ききれないほど
いろんなことをしてもらった。

帰国前に、必ず寄ってくれ、
みんな呼んでBBQをしようと
言ってもらっている。

ぼくは一体何をお返ししたら
いいんだろう。と
ふとしたときに思ってしまう。

もらった分をお返しする。
それは、大切なことだけど、
その算数的な考え方が
ちょっと違うのかもしれないと
思ったりもする。

あなたとわたし。
もらった分をお返しするのは
2者だけで考えること。

しかし、見えないところで
いろんなことがつながっているとしたら
もらった分を別のところでお返ししても
いいのかもしれない。

逆に誰かにプレゼントしたものは、
その人からもらおうとするのではなく
どこかから、また何かの形で
戻ってくるだろう。

そんな風に思えたら、ラクになるし
誰かに何かをすることが楽しくなる。

ぼくも誰かのために何ができるか。
ぼくは誰かのセレンディピティになれるのか。

旅をしながら考えてみたい。

左から仏教徒、イスラム教徒、キリスト教徒2人。みんな仲がいいそうだ。うれしくなる。
街で出会ったイスラム教徒の人に案内してもらった。土下座のポーズは、イスラムだけでなく、仏教、ヒンズー教でも見られる。
ヒンズー教寺院で撮らせてもらった。いろんな宗教を見ると面白い。
スリランカに1ヶ月滞在。キャンディでヴィパサナ瞑想の勉強中。びっくりするくらいマイペースなアルゼンチン人。
ヤシの実の皮むき。天をむく鋭い刃物に突き刺して向いていく。
乗客が降りた後の車内に乗り込んできたカラス。スリランカのカラスは日本のハトくらいの大きさ。
駅はいいなぁ。シンデレラエキスプレス世代。「距離に試されてふたりは強くなる」いいコピーだ。ネットの時代でも、こうあって欲しいけどね。
コロンボの海沿いで。夕暮れの時間に。人の背中は雄弁だ。

=2019スリランカの旅協賛=

 

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