【東海道リヤカー行商の旅2017】3.厳しい旅になるかも?と感じた試走。

 


交野市にある友達の倉庫で完成させたリヤカー。
自宅まで持ち帰ることになるが、
試走を兼ねて歩くことにした。
距離にして10キロほど。
ゆるやかな峠もあるし試すにはちょうどいい。

倉庫の持ち主であるTREE SURGERの盛田さんから
渾身のメッセージを書き入れてもらっての出発だ。

荷物は組み立てに使ったペンキや工具くらいのもの。
ほとんど空に近いから、平地はスイスイ歩くことができる。
しかし、坂道になると途端に負荷を感じるのだ。
車道から歩道に変わるゆるやかな斜面でも
重さをしっかりと感じる。
勢いをつけないと登れないところすらある。

峠道はバーハンドルがしっかりとお腹に食い込む。
足をしっかり踏ん張りながら登っていく。
見た目以上に坂道は大変だと実感。

さらに、バーハンドルを持ち上げ続けていることが
腕にとってかなりの負担になることも
歩いてみて初めてわかったことだ。

バーが重すぎるわけではない。
腕を持ち上げ続ける不自然な状態を
キープすることが厳しいのだ。
手の位置を変えつつ、
ポジションのバリエーションを増やす。
あれこれやっているうちに、
自宅に到着したが、思っていた以上に疲労感があった。

1度だけの試走で出発するのは不安。
旅が始まれば、朝から歩く。到着した場所で路上販売をする。
終われば寝る場所を探して歩くというシミュレーションも
やっておきたい。

お披露目も兼ねて大阪駅まで往復してみることにした。
片道約12キロ。往復で24キロならちょうどいい。
路上販売するためにカレンダーはもちろん
テーブルや宣伝コピーを書いたボード関係も
持っていくことに。

腕の疲労をやわらげてくれるだろう対策も試す。
ショルダーストラップの両端にS字フックを取り付ける。
肩からかけたストラップの先をリヤカーの両サイドのバーに
ひっかけて持ち上げると、これがかなりいい。
腕の負担がかなり軽減され、
腕はずいぶん楽になった。

大阪駅までの道すがら、知り合いのお店に立ち寄る。
リヤカーを見てもらいカレンダーを買ってもらう。
そして、メッセージを書き込んでもらうのだ。

メッセージはうれしい。チカラになる。
旅の間も何度読み返したかわからない。
路上で立ち寄ってくれる人も興味深そうに読んでくれる。
ぐるっと一周しながら見てくれる人もいた。

応援メッセージは、書いてくれた人の気持ちが
読む人にも伝播し、さらなる応援を呼び込んでくれる。
生きた言葉にはチカラがあるのだ。

 

大阪駅に近づくにつれて、
人がどんどん増えてきた。
たくさんの視線がこちらを向く。
通り過ぎるときに、ひそひそ声も聞こえてくる。

言ってはいけないことなのかもしれないが、
僕のなかにも恥ずかしさがある。
一昨年初めて路上販売をしたとき
克服しなければならなかったのが、
この恥ずかしい気持ち、羞恥心だった。

何度も挑戦しようとして挫折し
路上に座ることができなかった。
たった座ることだけなのに
とてつもなく高い壁だった。

しかし、一度座ると少しずつ
何かが壊れていく。
繰り返すうちに、人生のなかで
羞恥心に妨げられてきたことが
いかに多かったかということを
振り返るようにもなった。

恥ずかしいは、ときに恐怖でもある。
その気持ちを克服してくことが
ぼくの課題でもあると
教えてくれたのも路上販売だった。

ずいぶん克服できるようになったとは
思っていたけど、
気持ちが弱くなっているときや
圧倒的な雰囲気に押されてしまうと
その想いが頭を擡げてくる。

大阪駅付近を歩いているときもそうだった。
視線が痛い。
えらいことをやってしまった。
弱気が弱気を呼んでくる。

だけど、一度越えてきたこと。
考え方を変える、感じ方を変えることで、
その気持ちを封じ込めていく。

 

大阪駅前につき、路上販売を始めた。
Facebookで告知すると
早速買いに来てくれる人がいた。
もう何十年ぶりに会う、
新卒で入った会社の先輩だった。
わざわざ仕事を抜け出して
会いにきてもらったのだ。

それからも、いろんな人が会いにきてくれる。
リヤカーが目立つのか、
足を止めてくれる人も増えた。
メッセージを書きたいと言ってくれる人も
少なからずいた。
こんなに応援してもらえるものなんだ。

第一回報告会で初めてお会いしてからのお付き合い。会社を抜けて会いにきてもらった。

 

以前ロケーションコーディネーターをやっていたときにお世話になって以来。外見はちょいワルだけど熱くてやさしい。数年ぶりに会いにきていただいた。

 

仕事帰りに会いにきていただいた。路上にいると話しができるだけでもうれしくなる。

カレンダー自体への興味よりも
これから始まる東海道リヤカーの旅、
そして、僕自身に興味を持ってもらえることも
多かった。

カレンダーにももっと興味をもって欲しいんだけど。。。

最後は、今向かっているから
もう少しだけ待ってください!とメッセージをくれた
30代の男性だった。
ビールを持ってきてくれて
二人で祝杯をあげた。

今会社を出ました!全力で向かってます!と連絡があり、ビールを持って駆けつけてもらった。

21時ごろ大阪駅前を後にする。

チャルメラのおじさんが出勤の時間だったのか、
すれ違いざま少し驚いた表情の後にニコってしてくれたのも
印象的だった。

リヤカーを引いて歩くことは簡単ではないかもしれない。
その分、いいご縁に恵まれる旅になるんじゃないか。
そんなことを予感させてくれる一日だった。

 

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投稿者: atsushi

【東海道リヤカー行商の旅2017】3.厳しい旅になるかも?と感じた試走。”に対して2件のコメント

    Tomohiro

    (2018年2月12日 - 9:33 PM)

    めちゃめちゃすごいですね!
    羞恥心を捨てていくことが、人生をより良いものにしていくんですね。
    たしかに羞恥心に妨げられてできなかったことってたくさんあります。

    ブログ読んでます!
    続き楽しみにしてますね!

      atsushi

      (2018年2月12日 - 10:57 PM)

      メッセージありがとう!
      自分のできなかった、やらなかった出来事のなかで
      羞恥心が邪魔をしているが結構あることに気づいたことがありました。
      結局周りにどう見られるだろうかと思って踏み出せない
      ということも、近いものがあるのかもしれませんね。

      4月から、いよいよ始まりますね!
      FBで決意表明にしたし、
      何を得たいのか、漠然とでも整理ができたら、
      あとは思いっきり楽しむだけ!

      がんばってください!
      応援しています!

      ありがとう〜

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