【サンティアゴ巡礼・ル・ピュイの道】32日目:導かれるように。 ナバランクス 〜 アロエ 21km


ナバランクス 〜 アロエ 21km
Navarrenx 〜 Aroue-Ithorots-Olhaïby 21km

6:00スタート
まだ暗いなかを歩き始める。
ここ1週間ほど宿が取れないこともあって
長い距離を歩き続けていた。
疲れをそこかしこで感じる。

今日こそは一発で宿を決めたい。
そこで、昨日泊まった宿の管理人さんに
今日の宿をとってもらうようにお願いをした。
目標とする町の宿を何軒も
あたってもらうがいっぱい。
次の町の宿に電話をしてもらってもフル。

やばいな〜と思っていたら、
隣にいた女性が声をかけてくれた。
彼女は、ここ数日よく出会うカナダの女性。
体は大きくないのに歩くペースが
めちゃくちゃ速い。
ついていけない。
宿につけば彼女がいることが何度かあり、
それで話をするようになった。

その彼女が、私が予約している宿がこの町にある。
だけど、明日は歩く距離を
もっと伸ばそうと思うから
キャンセルしようと思うの。
私の代わりにそこに泊まるのはどう?
ぼくはそこで全然OK!と伝えると、
彼女はささっと電話をしてくれて
スイッチしてくれた。
​OKよ!笑顔で彼女がそういった。

その宿がアロエにあるferme bohoteguia​。

その後、夕食をとるために町に出かける。
​あるレストランの近くを歩いていると
テラスからヤマ!と声をかえてくれる人が。​
ここ数日仲良くしているご夫婦だった。
​もう1組の夫婦と4人でテーブルを囲んでいる。
今日はどこから出発した?
明日はどこまで行くんだい?
そんな話のなかで、
明日はどこに泊まる?という話になった。
写メしておいたマップの写真を見ながら
宿の名前を告げた。
すると、4人ともが、いいねぇ〜の表情。
そこは、飯がうまいぞ!
なかなか予約が取れないんだ。
君はラッキーだ!
そう言ってくれた。

ぼくは泊まれるだけでありがたいのだが、
そんなことを言ってくれると
なんだかうれしくなる。

そういえば、日本人女性の遥さんが、
このあたりに行ったら
ここで泊まるといいよ、と
教えてくれたところがある。

​どこだったかな〜​
​もらったメッセージを​確認すると
まさにこのGITEだった。

え〜っ!
ガトーバスクというおいしいものが
ここにある。
それを是非食べてほしい。
そう書いてあるのだ。

そして、今、目の前にそのガトーバスクがある。
この巡り合わせに思わず身震いしてしまう。

このGITEは食に関しては
かなり行き届いている。
フルーツやそのまま食べられる。
トマトなどの野菜は
テーーブルの上に置いてある。

​ビールなどが入っている冷蔵室には、
サラダもタッパーにいれて入っている。
もちろん、すべてお金がかかるものだけど
うれしいサービスだ。

今日はぼくの誕生日。
一人でなので、少し贅沢に
美味しいビールをいただいている。
ビールに関してのみ、美味しいまずいと
好みがはっきりしているが、
ここのビールはうまい。
おそらく地ビールだと思う。

日本からは多くの人から
FBやメッセンジャー、ブログ、メール、LINEなど
たくさんのおめでとうメッセージをいただいた。
みなさんに、ありがとうございます!

この場所で50歳の誕生日を迎えるとは
少なくとも2年前には思っていなかった。
付き合い始めてからずっと、
奥さんが一緒に祝ってくれてたから、
一人という寂しさは若干ある。
だけど、今こうして生きていて、
自分がやりたかったことが
できていることに感謝しかない。

サンキュー!マイバースデー!

今日の夕食が楽しみだ。

 



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