【サンティアゴ巡礼・ル・ピュイの道】11〜14日目:歩き続けることとは・・・ エスパリオン〜マシップ〜コンク〜フィジャック

コンクにて。雨のなかを歩く巡礼者を鮮やかな色で応援してくれる花たち

5/5 エスパリオン​ ​〜​ ​マシップ 24km​ 雨​
Espalion​ ​〜​ ​Massip
5/6 マシップ​ ​〜​ ​コンク 24km​ 土砂降りの雨​
Massip​ ​〜​ ​Conques
5/7 コンク​ ​〜​ ​リヴァンアック・ル・オー 24km​ 雨​
Conques 〜​ ​Livinhac-le-aut ​
5/8 リヴァンアック・ル・オー​ ​〜フィジャック 27km​ 晴れ!​
Livinhac-le-aut ​​〜 Figeac

 

​歩くには大丈夫だけど
夜になると咳がひどくなる。
まわりに迷惑がかかることが気になり、
いびきモンスターを探すが
ここ数日は皆さん静かな人ばかり。
​ホント申し訳ありません!の気持ち。
睡眠不足はあるものの、横になっている時間が
当初よりはるかに長いので体は大丈夫だ。

雨のなかを同じようなペースで歩くスイス人のおじさん。

 

雨で視界が悪いのがちょうどよかった。

 

歩いた距離を見ても、そこそこ歩いている。
ただ、そんなに簡単なルートではなかった。
雨続きの雨続き。

コンクに着いた日など
濡れていないものがないほどのずぶ濡れ。
何日も前に洗濯した乾かない衣類、
濡れたままの使用済衣類。
その日着ていたメインウェア。
いろいろ取り混ぜて荷物は絶好調に重い。
もうええわ、もうイヤだ。と宿につく。

理解できないフランス語の
長々とした夕食はもういい。
ほっといてくれ!好きなようにさせてくれ!
ゆっくりさせてくれ!と思う。

しかし、朝起きると、身支度を整える自分がいる。
行かなきゃ。と思う自分がずっと底辺にあるのだろう。
だから、前に進める。

ユニフォームはその空気を一変させる。コンク。

雨のなかで、数日考えていることがある。
美しいと思うものは、
自分がココロから美しいと思っているものなのか、
それとも、どこかできれいと
紹介されていた風景に近いからなのか。
映画のワンシーンとして観たことがあったからなのか。

コンクの修道院宿にて。夕食時神父さんがアコーディオンを弾きながら歌ってくれました。キリスト教は歌う宗教。その考えが固まっていく。

 

先入観に引っ張られてしまうことは
思っている以上に多いと思う。
だから、多くの人が写真を撮っている場所は
おそらくそんな場所なんだろう。
しかし、そんな風景や光景を観た時
カメラを向けている自分がいる。
そして、その自分に気づいた瞬間に冷めてしまう。
オリジナルな視点というのは難しい。

雨の日は、こんなことばかり考える。

しかし、晴れた日は違う。
繋がる空を眺めながら、
あの人は今どの辺りを歩いているだろうか。
この先の向こうに何が待ってるのか。
晴れているだけで、
これほど気持ちが浮かれるのはなぜだろう。

ロバに人間用の餌をあげているカナダ人女性。

 

なぜ歩くのか。雨のなか歩いている人、全員に聞いみたい。

 

あなたにも

 

室内にいれば感じないことを
屋外を歩くことで感じずには
いられないことがたくさんある。

快適とは、感じなくていい、考えなくていい
ということなのかもしれない。
あえて考える必要がないからね。

だけど、厳しい環境にいると
自分を立たせ続けるために
考えざるを得なくなる。
毎日歩くことの本質は、
そこにあるのかと思う。

 

 

<MOVIE>(撮りっぱなし。編集なしです)

サンティアゴ巡礼道 ル・ピュイの道 レ・カゼル付近

サンティアゴ巡礼道 エスタンの町並み ル・ピュイの道

サンティアゴ巡礼道 エスタンの町並み2 ル・ピュイの道

サンティアゴ巡礼道 サン・フルール・デスタン教会 エスタン

サンティアゴ巡礼道 ウルトレイヤを歌いながら歩く巡礼者

サンティアゴ巡礼道 サント・フォア大修道院付属教会2 コンク

サンティアゴ巡礼道 サント・フォア大修道院付属教会 コンク

サンティアゴ巡礼道 サント・フォア修道院 夕食前のお話し



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6 Comments

  1. 盛田直樹

    どしてるかな~と、思って見てみました。お体ご自愛くださいね。
    しかし、美しい村々ですね、石積みがとても良い感じです。
    写真の人々もまるで映画の役者のよう。。

    夜のガイジンモンスターには洗濯バサミです!

    1. atsushi

      何でもそうですが、すべてが整うというのは難しいことですね。石の文化も朽ちていくんですよ。木よりもずいぶんスパンは長いでしょうが。なかなかいいもんです。

  2. 木下恵里子

    雨の日や体調の良くない日はカメラを出すことも煩わしいことなのに、ショットの美しさに魅せられます。幸福感を味わいつつ歩かれる日々でありますことを願っています。

  3. 早川鉄兵

    上山さん
    出発の際には御丁寧にハガキをいただきありがとうございました。
    楽しく、そしてうらやましく見てます!
    僕もモンゴルで野菜不足と食生活の不適合には散々苦しめられました。あまり続くと本当に動けなくなります。何より気力がやられます。モンゴルでは野菜の摂取が難しかったので、僕の場合はフルーツジュースを一日1〜2杯飲むだけでだいぶ改善されました。それと、だしの素!これもお湯に溶かして一日1杯(だしは少量でok)だしの素の効能はわかりませんがモンゴルでは食物がまるっきり変わっちゃったのでだしの素を摂取する事で体に対して、「食事だよ(栄養だよ)」というサインになったのかもしれません(笑)
    無理せず頑張って下さい。

    1. atsushi

      鉄ちゃん
      ありがとう!
      モンゴルから帰ってきたとき、そんなこと言ってたよなぁ。
      体がやられるとホント前に進む力が出てこなくなるよね。
      ただ、モンゴルよりもまだ物はあるからなんとかなっています。
      だしの素か。それはいいかもね。
      塩でも醤油でもなく、だしの素。
      携帯しやすいし、日本の味のベースですから。
      田舎のお店にはないけど、また大きな町に行ったとき探してみます、
      アドバイス、ありがとう!

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