今回はスリランカの旅は、全土をくまなく回ってみようと予定を組んでいました。ところが4/21にスリランカで同時多発自爆テロが発生。イスラム過激派がキリスト教徒と外国人を狙ったテロで250人以上の人々が亡くなられました。周りの心配をよそに、自分は今だからこそ行くべきだ。その想いが強くありました。
旅をしてみて感じたのは、警備は厳しいですが、だからこそ町は安全だということ。深刻な顔をしている人もいないし、旅人だからと怪しむ人もいませんでした。だまそうとする人がいましたが、危険を感じることは一度もなかったです。むしろ、フレンドリーで親切でやさしい人々に多かった印象です。
お寺や教会、モスクなどで仏教徒であることを伝えた上で礼拝をさせてもらいました。スリランカは大多数が仏教ですが、ヒンズー教、イスラム教、キリスト教が信仰する方もいます。信仰する対象は違っても、お互いの宗教を認め合いながら暮らしている様子はあるべき姿を見ているようで心地いいものでした。
寺院やモスクに通うなかで祈る人々をたくさん見てきました。彼らにとっては普段の営みかもしれませんが、空間の片隅で感動に震えたことが何度あったでしょうか。スリランカの旅は自分発見の連続でした。