SDGs取り組み事例

トレジャーカンパニー vol.3

株式会社 島津製作所

会社名:株式会社 島津製作所
所在地:京都市中京区
代表取締役社長:上田 輝久
創 業:1875年3月
事 業:「分析・計測機器」、「医用機器」、「航空機器」、「産業機器」の開発・製造・販売

「人と地球の健康」への願いを実現する島津製作所

島津製作所。この社名を聞いたことがない社会人はいないのではないだろうか。2002年、島津の社員でありながらノーベル化学賞を受賞された田中耕一さんは、日本初のサラリーマン受賞者として、社会に大きなインパクトを与えた。その影響もあって、日本の先端頭脳が集まる企業なんだろうというおぼろげなイメージを持つ人は多いかもしれない。しかし、島津製作所がどのような事業を行っているのかを説明できる人は、残念ながら私のまわりにはいなかった。何をしているのかよくわからないが、最先端をいく会社。今回は、そんな島津製作所に関する素朴な疑問からSDGsの取り組みまで、同社の環境経営統括室 竹内室長にお話をお伺いした。

島津製作所とは、どのような企業なのか

――京都に本社をかまえる島津製作所。創業はなんと1875年。今年で145年を迎える老舗企業であり、島津グループの従業員は13,000名を超える。そんな企業は何を作っている会社なのだろうか。

竹内室長:当社は、精密機器をつくる会社ですが、主軸となる事業は4つです。1.「分析・計測機器」事業、2.「医用機器」事業、3.「航空機器」事業、4.「産業機器」事業です。なかでも、分析・計測機器事業は、売上の約6割を占める当社の基幹事業です。

専門的な内容をわかりやすく丁寧に説明していただいた竹内室長

――分析・計測機器とは、自然界や社会に存在するさまざまな物について、どのような成分がどのくらいの量で構成されているかを測る、定性(どのような種類)・定量(どれくらいの量)分析を行う装置だ。仮に大阪の真ん中を流れる淀川の水を採取し、どのような成分が、それぞれどれくらい入っているのかを数値やグラフで示すことで、目で見てわかるようにできる。同じように大気や土壌、食物などのさまざまな成分分析が可能。しかもそれが、一般には想像がつかないほどの微量なものまで正確に測れてしまう。
我々の体を流れる血液も調べることができる。一般的な血液検査に用いるものはもちろん、血液中の成分を細かく調べることで、ガンが発生した場合の血液成分の微妙な変化を読み解き、どの部位にガンが発生しているのか、ごく小さなガンでも発見できる研究が進められている。
こうした精巧な分析・計測は、イノベーションを起こす次世代の製品やサービスを生み出すための下支えをする役割となっており、利用されている分野は世界各国の研究機関や企業など多岐にわたる。

創業から145年以上も発展しつづける秘訣

――島津製作所は1875年、島津源蔵氏によって創業された。源蔵氏は、当時、京都府が殖産興業(明治政府による新産業の育成政策)のために設立した舎密局(せいみきょく:科学技術の研究・教育機関)に通い、知識の習得に努めたそうだ。科学への好奇心や探究心が強く、1877年に日本初の有人気球を飛ばすことに成功。レントゲン博士のX線発見からわずか11ヶ月後の1896年には、X線写真の撮影に成功している。もちろん日本初だ。1897年には蓄電池の製造を開始したが、これが現在のバッテリーメーカーである株式会社GSユアサの前身となる。社名のGSは、Genzo Shimadzuに由来するそうだ。これだけの経歴でも才能に溢れた人物だったことがわかる。

それから145年、ここまで創業者の想いを汲み発展してきた島津製作所だが、145年も続けることは、容易なことではなかったはず。どうしてここまで発展し続けることができたのか、その理由を聞いてみた。

創業者である島津源蔵氏の流れをくむ株式会社GSユアサのバッテリー。

竹内室長:個人的に思うのは、当社には、島津が好きだという社員が多いんです。製品を通じて社会に貢献している自負があり、会社に誇りを持っています。
私どもは企業としてはそこそこの規模ですが、作っているものは多品種少量生産です。その点からいえば、たくさんのR&D(研究開発)部隊が集まった企業であり、1つ1つの事業はベンチャー企業や中小企業に似たものかもしれません。強いこだわりと独自性を持ち、チャレンジすることを恐れず、たとえニッチな分野でもお客さまの要請に真摯にこたえてきた結果、今もこうして永続しているのだと思います。

2020年4月に発売された新型コロナウイルスの検査キット。当時は検査時間が2時間かかったのに対して、約1時間に半減した。

――ノーベル化学賞を受賞した田中耕一フェローが、会社のWEBサイトに「世界初であること」よりも「役に立つこと」を誇りたい、というメッセージを書かれている。さらに、2020年秋冬号の広報誌「ぶーめらん」には、『科学は、まだ人が知らないものを知りたいという、いわば「好奇心」に導かれて進歩する。それに対して、技術は人の役に立ちたいという「公共心」に導かれている。この2つは人間の発展を支える両輪であって、どちらが欠けてもだめなのです。』とある。未知への好奇心だけでなく、社会の役に立つという公共心があってこそ、社会の発展に貢献できるという考え方は、どの職場で働く人にも当てはまる本質的なメッセージとして響く。

ノーベル化学賞を受賞するきっかけになった研究装置の模型。大学時代と入社後に配属された研究分野が違ったことで、常識をこえる大胆な発想ができたそうだ。

竹内室長:研究者や技術者は、ともすると我が道を突き進む職人のような人が多く、それが良くも悪くもあります。ただ、当社は職人のようにそれぞれの高度なスキルを自分のなかに留めておくのではなく、分野を越えたコミュニケーションを重視しています。それによって、それぞれの社員が持つ技術や知識を共有し、システムとしてものづくりを継承しています。当社の社是「科学技術で社会に貢献する」が、こうしたところにも息づいているのだと思います。

明治時代につくられた社是とSDGsの不思議な類似点

――SDGsをひと言であらわすなら「社会課題の解決をめざす」といってもいいのではないだろうか。例えばそれぞれの企業においては、自社の強みを生かして、社会のさまざまな課題を解決し、持続可能な社会を作ることに貢献していくことだ。島津製作所の作る分析・計測機器や医用機器などは、そのまま社会課題の解決に直結しているように見えるが、SDGsに対してどのような考え方で取り組んでいるのだろうか。

竹内室長:当社の社是は「科学技術で社会に貢献する」であり、経営理念は「”人と地球の健康”への願いを実現する」です。いずれも、2015年にSDGsが採択される前からありました。我々がSDGsの内容を見たときに感じたことは、これは、当社の社是や経営理念にそっくりだということでした。つまり、社是のもと、これまで長きにわたって、社会課題に真摯に向き合い、事業を通じてその解決に直接的に間接的に取り組んできた当社の企業活動と似ていると感じました。

 社是:科学技術で社会に貢献する
 経営理念:「人と地球の健康」への願いを実現する

――島津製作所の社是や経営理念は、確かにSDGsと親和性があるものであり、かなり近いように思える。では一体いつ頃作られたのだろうか。

竹内室長:社是を作ったのは創業者なので、明治時代になります。聞いたところでは、創業者が、当社は何のために存在するのか、何が目的なのか、どこを目指すのかなどをしっかり考えて、確たる思いを社員たちと共有するために作ったということです。その言葉がいまだに現役で生きています。しかも、それが時を経てサステナブル(持続可能)な社会を目指すSDGsと重なったということです。

――今の時代にマッチするこの社是が明治時代の創業当時に作られたことは驚きでしかない。

竹内室長:サステナブルという考え方は、新しいように感じますが、本質的なことなのかもしれません。しかしながら、社会や事業のあり方が複雑になり、人間の欲望が肥大化してすぎてしまい、そのことが見えなくなっていました。けれども、地球という自然環境と真摯に向き合うことが必要になった時、この考え方が再び見えてきたのかもしれません。

SDGsに取り組む第一歩として行ったこと

――創業者の時代から、サステナブルな社会への取り組みを続けてきた島津製作所だが、SDGsに対して具体的にはどのようなアプローチをされたのだろうか。

竹内室長:SDGsという世界共通のフォーマットを使って、当社がこれまで取り組んできた社会課題の解決やCSR(社会の一員として責任ある活動)などの「見える化」に取り組みました。経営理念をもとに、当社が何のために存在するのか、どのような強みを持ち、どのように社会に貢献ができているのかを社員が考えてマッピングし、そのことを共有化できたことは、我々の立ち位置を再認識する上でも意義のあることでした。

企業活動とSDGsとの関係

CSV(事業を通じた社会課題の解決)とCSR(社会の一員としての責任ある活動)をもとに、SDGsへの貢献をマッピングしたもの(島津製作所ホームページより抜粋)

SDGsに対する事業での貢献度分布

この分布図は、島津製作所の社員の自社に対する認識を整理したもの。社員のなかでは当然の取り組みになっている項目もあるため、貢献度の低さが、取り組みができていないことには直接つながらない。マッピングし(島津製作所ホームページより抜粋)

詳しくは以下をご覧ください。

SDGsに取り組むメリットはマッチング機会の増加

長きにわたって、科学技術で社会に貢献してきた島津製作所が、自社の取り組みをSDGsで見える化することで、果たして対外的にはどのようなメリットがあるのだろうか。企業の社会的責任という視点ではなく、事業としてメリットに感じていることを聞いてみた。

竹内室長:SDGsによって共通言語を持てるようになったことは、ビジネスにとって大きなチャンスです。ゴールとなっているアイコンを見れば、どの分野に取り組んでいるのかがわかりやすい。つまり、SDGsをもとに事業を整理すると、マッチングしやすくなるんです。これまで繋がりが見つけられなかった分野や業界にも、SDGsのゴールをもとに見ていくと、取り組みがわかりやすくなる。そういう意味では、SDGsがビジネスにおけるコミュニケーションツールのひとつになり得る可能性を感じています。

――SDGsをもとに自社の事業を整理することは、自社の強みや取り組みを他社から見えやすくすることに繋がるようだ。もう少しわかりやすくするために、事例を引き合いに説明をお願いした。

竹内室長:例えば、某大学のWEBサイトでは、大学内でどのような研究や取り組みがなされているかを、SDGsのゴールをもとに紹介されています。どの研究をどの先生がされていて、それがどんなゴールを目指しているのかもわかる。すると、我々の技術でこの研究をサポートできるのではないかというマッチングの予測がたてやすくなります。
大学に限らず、自治体のWEBサイトでも、SDGsをもとに取り組みを紹介されているところが沢山あります。それを見ていくと、これまで無縁だと思われていた業界や分野のなかにも、新たな繋がりの可能性が見えてきます。実際に、パートナーシップを組んで事業をすすめる事例も出てきています。これから、そうしたマッチングがますます増えてくるでしょうし、SDGsに取り組むメリットの1つと言っていいと思います。

島津製作所の製品をSDGsのゴールに紐づけした一例

1.マイクロプラスチック(MPs)環境汚染問題への取り組み

水中のマイクロプラスチックについて、どのような大きさのものが、どのような割合で含まれているのか、測定試料中の個数を計測する新技術、MPsの表面に付着する有害性物質の分析手法の開発にも取り組んでいます。

フーリエ変換赤外分光光度計によるMPsの同定
高速液体クロマトグラフ質量分析計によるMPsの付着物質分析

2.再生可能エネルギーの開発支援、バイオマス燃料・発電

バイオ燃料の開発時の成分分析や製造段階での品質管理に利用。木質バイオマス発電では、燃料である木材の焼却前の水分管理や焼却灰の有害物質成分や量の測定を行い、開発普及に貢献しています。

島津製作所ホームページより抜粋

3.「食」の安全、健康増進への取り組み

食の安全・安心と健康のための技術開発推進を目的として2015年、宮崎県と共同で一般社団法人食の安全分析センターを設立。国内作物の残留農薬に関する様々な分析に取り組み、安全・安心な国産食品の輸出促進や農業を柱とした地方創生への貢献を目指しています。

宮崎県に設立された「食の安全分析センター」

4.女性の健康のために、体に優しい乳がん検査

圧迫による痛みを感じることなくリラックスして検査を受けていただける「痛くない」乳房専用PET、Elmammo。小さな乳がんを検出することで早期治療を可能とします。

右の写真は検査時のイメージ

島津製作所の森の間伐材で作られたSDGs木製バッジ。SDGsの社内試験に合格した社員にのみ配布

――SDGsの活動を対外的に広く発信していく一方で、社内でSDGsを浸透させていくことも重要な課題だ。そのためにどのような取り組みをされているのだろうか。

竹内室長:SDGsバッジは、通常は金属製ですが、当社では木製のSDGsバッジをオリジナルで作っています。当社は2008年から京都府南丹市で「島津製作所の森づくり活動」に取り組んでいます。社員やその家族、新入社員などが参加して、地元や関係団体の指導のもと、森林の間伐作業などを行っています。そこで伐採された木を使ってSDGsバッジを作っているのです。これは、一般の方への配布用でも販売しているものではありません。島津グループの社員がeラーニングでSDGsを学習し、テストの合格者にはバッジを配布します。SDGsのバッジをつけているだけで、SDGsについて質問されても答えられないのでは、会社の信用にも関わります。逆に、さまざまな事例を交えて説明できれば、社員のSDGsに対するモチベーションもあがりますし、それをきっかけにビジネスへと発展することもあるかもしれません。そうしたことも含めて、ひとつの戦略として活動を続けていくことで、当社のサステナブルな社会への取り組みが少しずつ理解されていくことを期待しています。

京都府南丹市にある「島津製作所の森」の間伐材で作られたSDGsバッジ。

――SDGsウオッシュという言葉がある。SDGsに対する実際の取り組みと、対外的に表明していることが、かけ離れていることをいう。現在までに国内外で約1,800人が合格し、このバッジをつけているそうだ。SDGsの社内テストに合格した社員にのみバッジを配ることは、SDGsウオッシュを防ぐことにもなる。

ただ、島津製作所のように社内で独自のテストを実施できるところはそう多くない。そうした場合、SDGsに関連する代表的な試験として、東京商工会議所が実施するeco検定」や(株)オルタナと(一社)CSR経営者フォーラムが共催するCSR検定がある。社員教育の一環として、こうした検定の受験を推奨することも、SDGsに取り組む一歩になる

本社工場敷地内に広がる「島津の森」。ハビタット評価認証、最高ランク「AAA」を獲得

――今回取材を行った本社社屋の南側には、広大な敷地に緑が広がる。「島津の森」だ。本社社屋を建て替える際に、敷地内の緑化を推進するため、約8,000平方メートルに京都ゆかりの植物など約85種、約1,000本の草木を植栽したそうだ。土壌改良には、工場で使用後に廃棄される木製パレットなどの木くずを炭にしたものや、構内の雑草や落ち葉から作った腐葉土を堆肥として使用している。

竹内室長:島津の森は、生物多様性の保全や回復への取り組みを評価して認証するハビタット評価認証(JHEP認証)において、2015年に最高ランク「AAA」評価をいただいています。森のなかには、フジバカマという白くて小さな花をつける植物がありますが、今の時期(9月下旬〜10月下旬)は、台湾や八重山諸島からアサギマダラという大型の蝶が、フジバカマを求めてはるばる島津の森まで毎年飛んできてくれます。このように、さまざまな生き物が生息する生物多様性に富む森に育つように、人の手を入れることは最小限にしつつ、見守っていきたいと思っています。

大型の蝶アサギマダラがフジバカマを求めて海を越えて飛んでくる。
今年も「島津の森」に飛んできたアサギマダラ 撮影:10/14
島津の森のなかを巡るサイエンス・プロムナード
竹内室長の背後に見えるのが本社社屋。周辺にはいくつもの研究棟や工場が広がる。

SDGsの導入にあたってのポイント

――最後に、竹内室長が中小企業にSDGs導入の執行役員として招かれたという前提で、SDGsにどのように取り組んでいけばいいのかを聞いてみた。

竹内室長:まずは、経営理念に基づいて、自社の原点を見直すことです。当社でも仕事のなかで迷ったときは、社是や経営理念に戻って考えるよう、社長に常々言われます。経営理念をベースに、自分たちは一体何をする会社なのか、強みは何か、どのようになっていきたいのか、それらを見える化する作業から始めるといいと思います。

その上で、現在の取り組みのなかで、SDGsにすでにかなっていることを整理し、また、自社の強みによって、解決できそうな社会課題を探し、取り組む仕組みを作っていくこと。自社の強みや取り組みをSDGsという共通言語で、積極的に発信することで、新たな顧客や事業を広げるパートナーを見つける土台が出来上がっていきます。

社内にSDGsの浸透を促す最良の方法は、小さなことでもいいから、具体的な取り組み実績を作ることです。取り組みが社外から評価されれば、社員の意識を変えていく起爆剤になるはずです。ただ、できていないことをあたかもできるように発信しても、すぐにばれてしまいます。まじめにトライアンドエラーを繰り返しながら実直に取り組んでいくことで、新たな未来が見えてくるのではないかと思います。

ショールーム「サイエンスプラザ」のエントランスにて。展示スペースには分析・計測機器がずらりと並ぶ。
ショールームでは実際に装置を使って分析・計測を見せていただきました。

――SDGsありきではなく、まずは自社の経営理念を軸に置く。そこから派生する活動にSDGsをリンクさせて、社会課題の解決にいかに貢献できるかを考えていくことは、けっして簡単なことではない。しかし、SDGsのゴールを示すアイコンを先に並べ始めてしまうと、それでは中身が伴わない。もしくは持続性に疑問のある活動になってしまう恐れもある。やはり、これから企業としてどうあるべきなのか、経営の軸となる部分をSDGsを指針にしながら考えるということが、遠回りに見えるようで、SDGsに取り組む近道のようだ。

〈取材を終えて〉

今回の取材を通じて、いろいろな学びがありましたが、「心に響いたことは?」と自問したとき、浮かんできたことが2つあります。
1つはSDGsが、企業や団体の間で、新たなコミュニケーションのツールになりえるということでした。自社の取り組みをSDGsのゴールをもとに整理することで、マッチングをしやすくなり、これまで無縁だと思われていた企業や団体とも、新たな繋がりが生まれる可能性があります。このように、SDGsに取り組むことによる事業のメリットを具体的に示していただけたことよって、SDGsがビジネスを広げる可能性を持つことが理解できました。
そしてもう1つは、「島津の社員は島津が好きな人が多く、島津に誇りを持っている」ということでした。取材が終わり、正門へとお見送りいただく雑談の中で、今回取材の段取りをしてくださった阪ノ下シニアマネージャーが「私は技術系ではありませんが、自社の製品でありながら、島津の製品は本当にすごいと思います。よくこんなにすごい製品を作るなと思います。」と、言われたのです。
最後の最後にこの言葉が聞けたことが嬉しかった。ひと仕事を終えた阪ノ下シニアマネージャーから聞けたこの言葉は、嘘偽りのない生の言葉でした。

「科学技術で社会に貢献する」

そう誓った創業者である島津源蔵氏のスピリットが今も確かに息づく証を、阪ノ下シニアマネージャーの言葉に見た気がしました。

最後になりましたが、最先端の科学技術の話しを素人にもわかりやすく丁寧に、しかも予定時間をオーバーしながらもご説明いただいた竹内室長、コロナ禍でリモートが増えるなか、リアルな取材の場をコーディネートしていただいた阪ノ下さんに感謝いたします。

ありがとうございました。

島津の森をご案内いただいた阪ノ下シニアマネージャー。人柄が笑顔から伝わってくる。
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