今回はベトナム南部の大都市ホーチミンから、北部にある首都ハノイまでの約2,000kmをママチャリで走る旅でした。
海沿いを南北に走る国道1号線(アジアハイウェイ1号線でもある)を軸にしながら、行きたい道を選んで北上。観光はせず、ベトナムの素の暮らしを追いながら、ゴールのハノイに到着しました。
そこから帰国までの一週間はベトナム最北のハザン省へ。バスで最大の町ハザンまで移動。そこでバイクを借りて4日間、少数民族が多く暮らす標高1,000m以上の山岳地帯を駆け回りました。
ハノイ以南とは大きく異なる風景、少数民族の素朴な暮らし、鮮やかな民族衣装、峻険な山々と美しい棚田の風景、いろんなことが新鮮で強烈でした。
最終日、最北端ルンクー村の展望台から中国国境を眺めたとき、ここまで来たかと思うと同時に、旅のスイッチがコトンと降り今回の旅に区切りをつけることができました。
約50日にわたって走り続けたベトナムの旅。 カレンダーの撮影スポットも織り交ぜながら、そのルートを地図でご紹介しています。