最近、スリランカのことを
ブログに書いているけど、
小出しにしとるなぁと
友だちから突っ込まれた。

小出しにしているわけではないが、
これまでの経緯を少しずつ書いて
いこうと思ったら、そうなってしまうのだ。

それを小出しと言うのかもしれないが。

というわけで、今日はスリランカの旅の
移動手段について。

サンティアゴ巡礼は徒歩、
東海道はリヤカー、
ベトナムはママチャリときたので
スリランカはバイク?と進化しそうだが
今年は、折りたたみ自転車と列車で旅をします。

自転車はどこでも行ける自由度の高さと
荷物が歩きよりも少し多めに積めるところ。

歩きだとカメラはボディ1つに
ズームレンズ1、単焦点1。

それが昨年の自転車は
ボディ1つにズームレンズ3本、単焦点1。
しかも、まともな三脚まで携行できた。

これは、かなり大きかった。
重くなるし、守るものも増えるけど
やはり撮影の幅が広がる。

だから今年も自転車にした。

スリランカは北海道の80%くらいの面積の
小さな島国だから、気合を入れて走れば
10日間もあれば回れるようだ。

しかし、僕は走ることだけが目的ではなく
写真を撮ることが主目的。

スリランカの島は、雫のような形をしている。
蛇口からぽたっと水が落ちる
あのカタチに似ている。

そして、中南部(真ん中から下にかけて)が
もっこり盛り上がっている。
そこの標高が2,000mを
超えるところもあるそうだ。
その高地に茶畑が広がっている。
世界的な有名なセイロンティーの産地らしい。

そこまで海抜0mから登っていくのだ。
小さな島だから勾配も
きついのではないかと思う。
そんなところ登れるのか?
それが問題になるけど
登れなかったら、自転車を折りたたんで
列車に乗せる(輪行)する予定。

この高原を走る列車は
紅茶列車とも言われているそうで
茶畑の中を古い汽車に揺られながら
ゆっくりと流れる車窓の景色を味わう。
それもあって、列車を使うことにしている。

僕の経験上、輪行するなら、
小さな車輪(小径車:ミニベロ)の
折りたたみ自転車がダンゼン便利。

前職のロケーションコーディネーターの時は
車や電車にミニベロを積んではよく移動した。
街をくまなく見て回るため、
自転車が有効なのだ。

輪行はホントに簡単。
駅まで乗っていって、
数十秒で折りたたんで
袋をかぶせればOK。
普通に改札を通り電車に乗る。
追加料金はいらない。

駅に着けば、改札を出たところで
さっと組み立て1分もかからずに
こぎ出せる。
本当に便利なのだ。

当時乗っていた自転車は、
走行性を追求したモデルだったので、
荷物を積んで走るには適さない。

しかも、かなり酷使したため
いろんなところにガタがきて
乗れたものではなかった。

新たな自転車が必要だ。

どうしようかと模索していたところ
良いご縁をいただけることに。

アメリカのミニベロメーカーDAHONの
輸入元(株)アキボウさんに
協賛していただけることになったのだ。

担当者の方は、今回の旅のこと、
これまでの僕の経緯を
じっくりと耳を傾けてくださった。
その中で、いくつかのつながりもあって
ご協力していただけることになった。

本当にありがとうございます!

いつも潤沢な予算などなく
ギリギリの綱渡りのような感じで
旅をしている。

しかし、向こう岸から
その綱、持ってやるよと
チカラを貸していただける人に出会える。
本当にありがたい。

先週、本社に引き取りにお伺いした。
こちらからお願いしておいた
フロントとリアのキャリアと
泥よけもつけていただいている。

自転車を整備していただいた方も
来られて、
ランク上のブレーキをつけておいたからと
小売店でもないのに
サービスまでしていただいた。

帰り道、コンビニで休憩した時に
じっくりと自転車を見た。
リフレクターが3つ、
ベルもつけていただいている。
オプションだと思う。

面識もない整備してくださった方が
旅の空を想像しながら、
これくらい安全にした方がいいだろうと
つけてくださったのだと思うと
感謝しかなかった。

ビジネスでありながらも
担当者さんと整備してくださった方の
気持ちをいただけたようで
ココロが温かくなった。

こうして旅は作られていくんだなぁ。

旅はもう始まっているのだ。

 

 

 

 

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