【サンティアゴ巡礼・フランス人の道】37日目:ゼロからの目線 サンジャン・ピエ・ド・ポー 〜 オリソン 8km


サンジャン・ピエ・ド・ポー 〜 オリソン 8km
Saint-Jean-Pied-de-Port ~ Orissin 8km

前半のル・ピュイの道が終わりサンジャンで3泊。
今日から後半戦がスタートだ。
サンジャンでは、ル・ピュイの道で出会った人たちに
たくさん会えた。

1日目は、エリアスや最後の方で一緒になった人たち。
2日目は、ジェフリーやマルコ、ぼくが風邪で寝込んだときに
隣のベッドで世話をしてくれたおじさんにも会えた。

おじさんはフランス語のみ。ぼくはフランス語が全くできない。
だけど、身振り手振りで分かり合えるのだ。
握手してハグ。そしてまた握手。
彼は、パンプローナというスペインの町まで歩き終えて
サンジャンにバスで戻ってきたという。早い。

3日目は、シルビア、ベスチャン、そしてラビにも会えた。
ラビは再会を祝してコーヒーをごちそうしてくれた。
夕方には、ジェフリーやマルコも加わる。

サンジャンには、ここから巡礼を始める人たちで賑やかだ。
おそらく、ル・ピュイの道と比べて1桁くらい多いのではないか、
そんな印象を持つ。

小綺麗な人たちは、ここから始める人。
小汚い人たちは、どこからか歩いてきた人。

ぼくが泊まっていたGITEは、巡礼道沿いで
しかも、町の出口近くにあるため、
巡礼者の多くがここを通過していく。
2日目はGITEの前に立ち、旅立っていく人を見送った。
何人かは、どこかで出会えるかもしれない。

後半のフランス人の道は、登りから始まる。
というより、サンジャンの町の中からすでに
登り坂は始まっている。

早い人は6:30頃から上がっていくが、
ぼくは町の写真を撮った後に
8時すぎからスタート!

ル・ピュイの道と違うのは歩く人の多さもそうだが、
聞こえてくる言語は英語が多いのだ。
これまでは多くがフランス語圏の人たちだったけど
ここからはインターナショナルな感じがする。

今日のルートは、ピレネーを越えて
スペイン側の町、ロンセスバリェスまで
28キロを歩くのが一般的なようだ。

しかし、ぼくは8キロ地点の山小屋風の宿に泊まる。
この山を1日で越えられない比較的高齢の人が
ここに泊まる。

ゆっくり登ってきたが、11時には着いてしまった。
しかし、部屋に入れるのは13時から。
時間はたっぷりある。
ザックだけ置かせてもらって、頂上方向に歩いてみる。
登っていくと、山の上には雲がかかっていた。
その雲のなかに入るところまで歩くことにする。

雲を目指して歩いていて、ふと思ったことがある。
ココロのどこかに自分は800kmをすでに
歩いてきたという奢りがあるんじゃないか。
歩けたことを静かに自信にするのはいい。
奢りではなく、にじみ出るものなら構わない。
しかし、ここから始める人たちとは違うんだ。
という気持ちはよくない。

目線が少し上からになってはいないか。
たくさんの人に助けられて
ここまで歩いてこれたことを
忘れてはいないか。

これからの新たな出会いを楽しみたいなら
ゼロから始める目線に立つことが必要だ。

町のなかでゆっくりするのもいいが、
歩いていると、いろんな考えが巡ってくる。

今日からまた、歩き感じる日々が始まった。

たくさんの出会いに恵まれますように。

 




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